大型で強い台風19号の影響で、JR西日本は12日、京阪神地区の在来線の全線で13日午後4時ごろから特急、新快速、快速、普通の全列車の運転を取りやめると発表した。JR西によると、台風に伴って京阪神地区で全線運転を取り止めることは近年ないという。 異例の対応について同社は「台風の勢力が大きく、関西を直撃する恐れがあるため運転取り止めを決めた。お客さまへの影響を考慮して前もって周知した」としている。 発表によると、同社の50線区のうち、京阪神地区の24線区について、13日午後2時ごろから順次、運転本数を減らしていき、午後4時ごろから終日見合わせる。 その後の台風の進路、速度や設備の被害状況によっては、14日朝も運転を見合わせたり、ダイヤが大幅に遅れたりする可能性があるとしている。