コンゴ民主共和国のイトゥリ(Ituri)地方で、市場を歩く「コンゴ愛国者同盟(Congolese Patriotic Union 、UPC)」所属の少年兵(2003年10月13日撮影、資料写真)。(c)AFP/SIMON MAINA 【9月12日 AFP】アフリカ中部のコンゴ民主共和国(旧ザイール)南東部のカタンガ(Katanga)州で、今年3~8月に少年兵557人を解放したと、国連人道問題調整部(OCHA)が11日、発表した。 OCHAは、声明で「子どもたちに武装グループからの離脱を呼び掛ける啓蒙活動が功を奏した」と説明。離脱した557人のうち444人が施設に保護され、113人は家族の元に戻ったという。 カタンガ州北部では、悪評高い武装組織「マイマイ(Mai Mai)」などの武装勢力のほか、政府軍さえも少年兵を使っている。OCHAによると今年に入って解放された少年兵のうち27人は、政府軍