本メッセージは、2月7日時点の情報に基づいて、STAPに対する期待とiPS細胞研究の現状について解説しました。その後、STAPを報じた2報のNature論文等について、多数の疑義が生じています。ただし、未だ理化学研究所において調査が進められている段階であり、疑義について具体的にコメントすることは差し控えます。 なお、STAPについては、将来の生物学研究、医学研究への応用という観点から、多能性や初期化の実現、汎用性の証明が不可欠であり、これらについて客観的かつ科学的に検証されることを期待しています。 2014年3月14日
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