ラックごとに物理的にコンピュータリソースを最適化するFacebookの技術「Disaggregated Rack」とは何か? Facebookは、データセンターのサーバ構成をより柔軟にするための新しい手法「Disaggregated Rack」を、1月に米サンタクララで開催されたOpen Compute Summit Winter 2013で明らかにしています(いまになって公開された動画を見ていたら見つけました)。 データセンターのサーバやストレージを効率的に利用するためには、仮想化によってリソースプールを作り、アプリケーションに応じてそれを切り出して使う方法が一般に考えられています。 しかしFacebookが採用する方法は、CPUやメモリやストレージを物理的なコンポーネントにして、それをラックに追加したり引き抜いたりすることでラックごとのシステム構成を物理的に変えてしまおうという手法です