カニを抱えるラッコ(撮影日不明)。(c)AFP/UNIVERSITY OF CALIFORNIA-SANTA CRUZ/RON EBY 【8月27日 AFP】海岸線を保護し、魚のすみかを提供する海草の回復に、ラッコが一役買っている可能性があるとの研究論文が26日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された。 米カリフォルニア大学サンタクルーズ校(University of California, Santa Cruz)の研究チームは、カリフォルニア州最大の河口地帯、エルクホーン湿地帯(Elkhorn Slough)に生育する海草とラッコの生息数を数十年にわたって記録した。そのうち、ラッコが生息していなかった1971~76年の間と、ラッコが再び生息し出してから約20年経った2005年~09年の間
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