「欽ちゃん」の愛称で知られるコメディアンの萩本欽一さんが、73歳にして大学生になり、8日、入学式に出席して、「若いすてきな人たちの考え方を吸収したい」と大学生活への期待を語りました。 8日午後、東京・世田谷区の駒澤大学で、およそ2000人の新入生とともに入学式に臨んだ萩本さんは、最初は緊張した面持ちでしたが、吹奏楽部の演奏に拍子を取ったり隣に座った新入生に話しかけたりして、大学生としての一歩を踏み出しました。 萩本さんが入学した仏教学部では、1、2年生で仏教の歴史や漢文など基礎を学んだうえで、3年生になる時に仏教学科か禅学科を選び専門的な内容を学ぶということです。 入学式を終えた萩本さんは、大学に通うために新調したリュックサックタイプのカバンを背負って取材に応じ、「新入生たちにも『欽ちゃん』と呼んでもらえてうれしかった。若い人たちが数千人いる所に飛び込んでいくので、若いすてきな人たちの考え