期間: 2015年5月30日(土)~2016年5月8日(日) 主催:(公財)徳間記念アニメーション文化財団 特別協力: スタジオジブリ 特別協賛: 日清製粉グループ 今回の展示では、江戸川乱歩の長編小説『幽霊塔』をとりあげます。 この小説は、英国の作家 A・M・ウィリアムスンが1898年に発表した小説『灰色の女』を翌年1899年に黒岩涙香が翻案し新聞連載小説『幽霊塔』として発表、その38年後の昭和12年(1937年)に、江戸川乱歩が乱歩流の変化を加え書き改めたものです。 宮崎駿監督は中学生の時にこの小説を読み、主人公たちの織りなすロマンスや、お話の重要な舞台である時計塔の歯車やその機構に憧れ、深く記憶に刻まれたそうです。長じてアニメーション作品を作るようになり、劇場長編作品として初監督した映画「ルパン三世 カリオストロの城」('79)では、自分なりに考えた時計塔やロマンスを盛り込んで作品を
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