11月5日から受け付けを開始したEPUB 3の国際標準化作業を支援するための小口協力金は、おかげさまで当初の目標額である50万円を1カ月もたたずに上回ることができました。ご協力いただいたみなさま、支援いただいたみなさま、ありがとうございました。 11月26日時点での売上げは合計で51万5000円。内訳は、5千円×29、1万円×17、2万円×10でした。 電子書籍における事実上の標準であるEPUB 3は、いまISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)、つまり世界各国の代表から構成される機関が定める公的標準(デジュールスタンダード)にする動きが始まっています。日本はこの中で重要な役割を担っているにもかかわらず活動資金が足りず、そのために協力金を集めていました。 詳細は以下の記事をご覧ください。 EPUB 3のISO国際標準化作業で、日本が資金難による離脱の可能性。JEPAが支援募金を呼
電子書籍における事実上の標準(デファクトスタンダード)であるEPUB 3は、いまISO/IEC(国際標準化機構/国際電気標準会議)、つまり世界各国の代表から構成される機関が定める公的標準(デジュールスタンダード)として策定中です。日本はこの中で重要な役割を担っているにもかかわらず活動資金が足りず、昨年10月から日本電子出版協会(JEPA)を中心に協力金を集めていました。 PublickeyもJEPAを支援するため、個人からの協力を想定した小口協力金の窓口となっておりました。 協力金の募集は3月末をもっていったん一区切りをつけましたので、小口協力金についてここでお礼と報告させていただきます。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。 87万837円をJEPAに協力金として送付 PublickeyではECサイトのGumroadを通じて資料「EPUB 3 デジュール標準化の現状」を500
2012年09月03日 楽天koboがまともに日本語書籍を集められないもう一つの理由 Tweet 前回、8月末6万冊の約束期限に対し姑息な手段に出た楽天koboにおいて、楽天koboの公開する数字がまやかしであることを示した。1日時点では6,440冊だったギターコード譜は、本日時点では13,000冊に増加している。楽天koboはギタリスト御用達ツールの座でも狙ってるのか。 楽天koboがまともに日本語書籍を集められない理由は、Amazon Kindleが近日発売のまま2ヶ月も経っている理由と共通している(さすがにまもなく発表されると期待しているが)。現時点においてKindleは米国では150万コンテンツを扱っており、先日サービスを開始したインドでは120万コンテンツから開始している。しかし、年内にも始まるとされる日本では、それだけのコンテンツを集めることはたとえAmazonでも困難だろう(
オライリー・ジャパンから先日発表されたプレスリリース「ePUBフォーマットによる電子書籍のラインナップを開始します」にあるとおり、弊社トップスタジオはオライリー・ジャパンとの共同事業として、ePUBフォーマットでの電子書籍の制作を開始しました。 トップスタジオではこのePUBフォーマット電子書籍の出版候補の選定、翻訳、編集、そしてePUB制作までに関わっています。本稿では、このePUBの制作プロセスを支えるシステムにフォーカスを当て、その仕組みについて紹介します。 フリーソフトウェア/オープンソースソフトウェアの集合体としてのシステム ePUBの作成にはいろいろな手法がありますが、制作を支えるシステムを構築する上で最も重視したのは、できる限り自動化し、手作業による調整を最小限にするということでした。そのため、このシステムでは原稿を常に最新マスターデータとしてそこから一方向にePUBを作成す
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