結果、トマトジュースをいっぱい買いました。 人はなぜ、疲れているとあらゆることが面倒になってしまうのでしょう。毎日の楽しみであるはずの食事さえ、手を抜きがちになります。そろそろ健康や節約に気遣って、自炊をしようと決めたのに...そう思いながら、コンビニのドアを開いてしまう。とはいえ、コンビニが悪かといえば、そうとも言い切れません。むしろ「自炊のハードルが高すぎるのだ」と思います。 『深夜特急めし 109』(ヤスナリオ著、主婦と生活社)は、そんなハードルをググっと下げてくれるレシピ本でした。「リアルな食材、手軽な調理、でもちょいコジャレたレシピでお届けする」と銘打つだけあって、用意するものは少なく、コンビニにもある身近な食材ばかり。 パラパラとめくっていて、目に留まったのが「トマトジュースとツナの冷や汁」。味もなんとなく想像できるような、できないような。興味を引かれた私は、早速作ってみること