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「著作権保護は原則70年で調整へ TPP」というNHKのニュースがありました。Wikileaksが暴露したTPP条文検討案ベースで判断すると、単純多数決では50年でも良いという規定になる可能性もあった(参照過去記事)のですが、「日本を含む各国がアメリカの主張に理解を示し、公開や作者の死後から原則70年とする方向で調整を進めることになりました。」ということだそうです。 日本では(映画の著作物を除き)現状から20年延長になるわけですが、どのような影響があり得るでしょうか。 当然ながら、保護期間50年であったとしたら今後20年間にパブリックドメイン化(著作権保護期間満了)となるはずだった作品の保護が続くという問題が生じます。文学の分野で言うと、今後20年間、青空文庫に追加される作品はなくなってしまうということですね。 なお、これもWikileaksの暴露文書ベースでの分析になりますが、TPP条文
TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、交渉参加12か国は、これまで難航していた映画や音楽などの著作権を保護する期間について、公開や作者の死後から原則70年とする方向で調整を進めることになりました。 TPP=環太平洋パートナーシップ協定を巡って、交渉参加12か国は日本時間の2日までの日程で、首席交渉官会合をアメリカで開きました。 今回の会合では、▽映画や音楽、小説などの著作権をはじめ、医薬品の開発データといった知的財産を保護する期間や、▽公平な競争条件の確保に向けた国有企業に対する優遇措置の是正など、交渉が難航している分野を中心に意見が交わされました。 その結果、著作権を保護する期間について、日本を含む各国がアメリカの主張に理解を示し、公開や作者の死後から原則70年とする方向で調整を進めることになりました。 一方、医薬品の開発データを保護する期間や国有企業に対する優遇措置の是正を巡っ
このブランド名(読み方は「ジーノーム」)はオープンソースのデスクトップ環境プロジェクト「GNOME」(読み方は「グノーム」)と近いため、オープンソースコミュニティーで物議を醸していた。 GNOME Foundationのトビアス・ミューラー氏は「Grouponがブランド名を選ぶ際、GNOMEの存在に気付かなかったはずはない。そもそもGrouponはオープンソースで構築したと主張しているのに」と語った。 GrouponはGnome立ち上げに際し、Gnomeに関連する28の名称の商標登録を申請している。 GNOME Foundationは同日、「GNOMEの商標をGrouponから守ろう!」キャンペーンを立ち上げ、Grouponに対抗して商標登録を申請するために必要な8万ドルの寄付を呼び掛けていた。 Grouponはこの動きに対し、GNOME Foundationに話し合いを求め、Gnomeの
さっきBLOGOSで小寺信良さんが書いている特別寄稿がありまして。 【特別寄稿】踏みにじられたユーザーの意見、暴走するダウンロード刑罰化 - 小寺信良 http://blogos.com/article/35407/ 確かにこのような議論あれかしということで、ふむふむと読んでいたところ、最後でずっこけました。 [引用]しかもこの改正は、議員立法で行なわれようとしている。国民の意見が反映されるチャンスはないのだ。権利者側は、タレントの杉良太郎氏を連れて議員を周り、オジチャンオバチャン議員を骨抜きにしている。そういうやり方で、効果があるかどうかわからないような法規制が行なわれて、日本という国は大丈夫なのか? え、官僚の方が法案を書く内閣提案よりは、議員立法のほうが国民の声が反映されるんじゃないんですか? 結構大事なポイントだと思うんですが…。
1993年に開業した新梅田シティ。点線内が吉村さんが設計した庭園。中央が梅田スカイビル(読売ヘリから) JR大阪駅北側にある複合施設「新梅田シティ」の庭園内で、積水ハウスが設置工事を進めていることを17日発表した巨大な緑化壁「希望の壁」(高さ9メートル、長さ78メートル)を巡り、庭園を設計した造園家吉村元男さん(75)が「庭園の統一されたデザインが損なわれ、著作権を侵害する」として、同社に工事中止を求める仮処分を19日、大阪地裁に申請する。 近年、都市部を緑化する取り組みが広がっているが、庭園を著作権法に基づいて保護するよう求めるのは異例という。 緑化壁の発案者は建築家の安藤忠雄さん(71)。発表によると、壁は同シティ北東端に南北に設置。ステンレス製のネットを張り、低木や草花を植えたプランターを並べる。9月末に完成する予定。 申立書などによると、吉村さんは万博記念公園(大阪府吹田市)や大阪
なんだか狐につままれたような記事を見た。 ■ 音楽違法DLに刑事罰 6月法案化へ - 社会ニュース : nikkansports.com タイトルだけ見ると、ついに違法ダウンロード刑事罰化法案が6月に提出されるのか!?って思うじゃないですか。でも、中身を読んでみると… 諸外国では、すでに定められている違法DLに対する刑事罰則の法案が、6月までの今国会で成立するのか。音楽業界は、祈る思いで見守っている。 音楽違法DLに刑事罰 6月法案化へ - 社会ニュース : nikkansports.com これだけ。「6月法案化へ」の根拠は全くない。要は音楽業界というか、議員立法による違法ダウンロード刑事罰化に向けてロビー活動を行なっている音楽事業者協会の尾木徹会長が、今国会中(会期は6月21日まで)の成立を期待している、という話でしかない。 既に条文案は固まっており、いつ提出されるのかという状況ではあ
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