NTTドコモは4月10日、音声通話を通話時間や回数によらず完全定額で利用できる「カケホーダイ」を6月1日から提供すると発表した。料金(2年契約の場合)はスマートフォンで月額2700円(税別)、フィーチャーフォンで2200円(同)。同社の加藤薫社長は、「何回でも、何分でも、どこにかけても国内通話かけ放題はドコモだけ」とアピールする。 パケット通信のデータ通信量を家族間・同一法人間等で分け合える料金プラン「パケあえる」も発表した。「シェアパック10」は家族で10回線まで10Gバイトを共用でき、料金は月額9500円(税別)。1人でシェアできるプランも用意し、5Gバイトの「データMパック」が月額5000円(同)。
「ドコモのiPhone参入が4年前なら壊滅的な打撃だったろうが──」。ソフトバンクモバイルの孫正義社長は9月30日開いた冬春モデル端末の発表会で、NTTドコモのiPhone販売参入について、ネットワークの改善が進んだ結果、顧客が流出するリスクは「ほとんどなくなった」と余裕を見せた。 ドコモのiPhone参入発表以降、孫社長が携帯事業について国内の公的な場で述べるのは初めて。孫社長は「ドコモの参入で、iPhoneが日本でも3社そろい踏みになる」とした上で、ドコモが「ツートップ」で機種を絞り込んだように「これから携帯会社を選択する際、数多くの端末を競い合って種類出すよりは、ネットワークの優劣をお互い競争していく時代になった」という。 iPhone 5s/5cの発売後、同社の社員が全国乗降客数トップ1000のJR・私鉄駅でつながりやすさを調べたところ、837駅でソフトバンクモバイルがトップだった
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