KADOKAWA<9477>傘下の角川ゲームスとDMM.comが共同で提供しているPCブラウザゲーム『艦隊これくしょん』(艦これ)。株式市場では、本作がKADOKAWA全体の業績に貢献してくると期待する見方が出てきた。 『艦これ』は第2次世界大戦時の旧日本海軍の艦艇を美少女擬人化した艦隊育成・対戦ゲーム。昨年4 月下旬にサービスを開始し、PCブラウザのみの提供でモバイル展開はしていないものの、登録者数は170万人を突破するほどの人気コンテンツとなっている。 角川歴彦会長が「艦これはほとんど儲からない」と話したと伝わる(関連リンク)など、KADOKAWA全体への業績寄与は大きくないと見られてきた同作品だが、PSVita版の発売をきっかけに増益要因になるとの見方がシティグループ証券から出てきている。 シティグループ証券の福田聡一郎アナリストは3月10日に発行した投資家向けレポートで、『艦これ』