インド西部グジャラート(Gujarat)州アーメダバード(Ahmedabad)郊外の自宅で取材に応じる女性。女性は男たちに襲われ10か月も昏睡状態が続き、意識が回復した後も障害を負ったが、事件から4年を経て裁判所で容疑者の男たちを特定した(2014年8月14日撮影)。(c)AFP/Sam PANTHAKY 【8月15日 AFP】インドで4人の男たちに襲われ10か月も昏睡状態が続き、意識が回復した後も障害を負った女性が、事件から4年を経て裁判所で容疑者の男たちを特定した。 2010年2月、インド西部グジャラート(Gujarat)州の主要都市アーメダバード(Ahmedabad)でMBA取得を目指す学生だった女性(27)は帰宅途中、4人の男たちに襲われた。男たちは鉄の棒で女性を殴打し、意識を失った女性を線路上に放置した。 女性の兄弟が14日、AFPに語ったところによると事件後、女性はおよそ10か
【シドニー時事】国際エイズ学会は18日声明を出し、ウクライナ東部で墜落したマレーシア航空機に、オーストラリアで開かれる国際エイズ会議に出席予定の研究者らが多数搭乗していたと明らかにした。研究者らはクアラルンプールで乗り継ぎ、豪州に向かうはずだった。 会議は豪南東部メルボルンで20〜25日に開かれ、クリントン元米大統領の講演も予定されている。
反政府デモによる混乱が続き、軍による戒厳令が発令されているタイで、日本時間22日午後7時すぎ、現地時間午後5時すぎに、プラユット陸軍司令官がテレビを通じて、「陸海空軍などでつくる委員会が全権を掌握した」と述べて軍によるクーデターを発表しました。 反政府デモやインラック前首相の失職などで混乱が続くタイでは、20日から軍が戒厳令を発令して治安確保に乗りだし、デモの制限などが行われています。 しかし、失職したインラック前首相を支持する政権側は、早期にやり直しの議会選挙を行い、政権の出直しを目指しているのに対し、デモ隊側は政治改革が先だとして選挙によらない暫定政権の樹立を求めて対立を続けていました。 このため、事実上の軍のトップ、プラユット陸軍司令官は、21日から双方の代表らを集め、会合を開きましたが、双方の主張の隔たりは大きく、協議は決裂したとみられ、今回のクーデターの発表につながったとみられま
インド・ムンバイ(Mumbai)で記者会見するシャラド・パワル(Sharad Pawar)氏(2011年4月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Indranil MUKHERJEE 【3月25日 AFP】インドの閣僚が、来月始まる総選挙で2回投票するように自身の支持者らに呼び掛けたことで、不正を推奨しているとの非難を浴びている。 シャラド・パワル(Sharad Pawar)農相は、23日の選挙集会に参加した支持者らに対し、投票済みの証明として指に塗られるインクを洗い落とし、違う選挙区に行って、同農相が所属する国民会議派(Nationalist Congress Party、NCP)にもう一度投票するよう呼び掛けた。 パワル氏はマハラシュトラ(Maharashtra)州の隣接する2つの選挙区では別々の日程で投票が実施されることを指摘した上で、「あっちで『時計』(国民会議派のシンボル)に投票し
東日本大震災から2年、2013年3月11日政府が開催した式典では、約140の国や国際機関の代表が犠牲者への哀悼の意を示した。ところが、前年は参加したにもかかわらず、今年は欠席した隣国がある。中国と韓国だ。 このうち中国は、台湾が献花の際に国家並みの扱いを受けたことが理由だと明らかになっている。一方わからないのが韓国で、その言い分は「意図的ではなく、事務的なミス」だという。実際のところは―― 「招待のファックス、間違えて捨てた」 韓国が3・11式典を欠席――そう聞けば、ほとんどの人は「政治的な嫌がらせ」と考えるだろう。日韓関係は2012年夏以来緊張状態が続いており、13年2月22日には島根県の「竹島の日」式典開催が一悶着を起こしたばかりだ。これまでのいきさつからも、韓国が政治的理由で「不参加」の挙に出ることは容易に想像できる。 ところが意外にも、韓国側は「他意はなかった」と弁明しきりだ。 「
このシリーズ記事をいつも読んでくれている、取材先の何人かから様々な質問を受けた。今回は、韓国という国に首をひねる読者との対話編だ。 海のない県の海産物 なぜ、韓国はあんなに露骨に五輪の東京開催を邪魔したがったのでしょうか。韓国紙だって「五輪決定直前に日本の水産物輸入禁止とは、韓国が妨害したと受け止められてしまう。それも群馬県や栃木県など(東京には近いが)海もない県の水産物まで含めたのは、下手なやり方だった」と書いています。 鈴置:ご指摘の記事は中央日報9月17日付「グローバルアイ 韓国が2020東京五輪を喜ぶ2つの理由」(日本語版)ですね(注1)。 (注1)記事はこちら。 東亜日報の日本語版も「韓日対立の最大の被害者は『在日同胞』」(9月23日付)の中で「輸入禁止の発表が五輪開催地を決める2日前だったのは配慮が足りなかった」と書いています(注2)。 (注2)記事はこちら。 鈴置:いずれの記
カースト越えた恋、悲劇の結末=根強い差別、最下層の男性死亡−印 カースト越えた恋、悲劇の結末=根強い差別、最下層の男性死亡−印 インドの身分制度カースト制の「不可触民」出身のイラバラサンさん(左)と、離別した上位カースト出身の女性(関係者提供) 【ニューデリー時事】インド南部タミルナド州で7月、線路脇で男性の遺体が見つかった。男性の名はイラバラサンさん(19)。身分制度カースト制の底辺に属する「不可触民」出身だ。上位カーストの女性(22)と恋に落ちて結婚したが、今年6月に離別。暴動にまで発展した結婚だっただけに遺族は他殺を主張するが、社会学者は「他殺でも自殺として処理されるだろう。悲しいがこの国には身分差別が根強く残っている」と語る。 イラバラサンさんは2012年10月、周囲の反対を押し切り、四つの階級に大別されるカーストで上から2番目に位置するクシャトリア(王侯・武人)の女性と結婚した
先の記事で紹介したフィナンシャル・タイムズの記事が出た後、日経ではこんな記事も出ていました。 米金融緩和の出口論議をめぐり、世界の株価が乱調となっている。流動性の宴(うたげ)に幕が引かれるとき、それまで蓄積していた矛盾が噴き出す。 アジアの焦点は中国の金融バブルの行方であり、その中国への傾斜を深める韓国だ。これら隣国からの混乱波及を最小限に食い止めることが、直近の優先課題として浮上してきた。 (中略) よりによって、韓国経済はその中国への依存度を強めている。外交面で中国への傾斜を深めているのと好一対である。 李明博前大統領の竹島訪問で日韓関係が冷え込んだのを機に、韓国の外貨繰りにも決定的な変化が起きた。当局が外貨融通を受ける先を中国へと移した結果、外貨の手綱は中国に握られることになった。 アベノミクスの下で超円高が終わり、それまでの著しいウォン安が是正されたことは、韓国の輸出に打撃となった
インドネシア・スマトラ(Sumatra)島リアウ(Riau)州ペカンバル(Pekanbaru)の泥炭地で、消火活動を行う消防士(2013年6月16日撮影)。(c)AFP/HAFIZ ALFARISSI 【6月20日 AFP】インドネシア・スマトラ(Sumatra)島で発生している大規模な火災を大雨によって鎮火し、隣国シンガポールの上空までを厚く覆っている煙霧を解消するため、インドネシア政府は人工降雨を計画中だ。林業省(Forestry Ministry)の関係者が19日、明らかにした。火災はリアウ(Riau)州の泥炭地を中心に続いている。 人口530万人が暮らすシンガポールの政府はインドネシア政府に対し、消火活動の強化を要請していた。今回の火災で、シンガポールでは大気汚染がここ16年で最悪のレベルに達している。 計画では、スマトラ島上空にヘリコプターを飛ばし、雲に化学物質を注入。重たい氷の
インド・ハイデラバード(Hyderabad)のネルー動物園(Nehru Zoological Park)のプールの中で木の棒をくわえるトラ(2012年4月17日撮影、資料写真)。(c)AFP/Noah SEELAM 【5月6日 AFP】インド東部オリッサ(Orissa)州の動物園で前週、ジャングルをすみかとしていた野生の雄のトラが、つがいとなる雌を探して動物園に入り込み、捕獲された。 この騒動が起きたのはオリッサ州の州都ブバネシュワル(Bhubaneswar)近郊にあるナンダンカナン動物園(Nandankanan Zoological Park)。スダルシャン・パンダ(Sudarshan Panda)園長は「どうやら雌トラに魅了されて、園内に迷い込んだようだ」と語っている。 パンダ園長によると、この雄トラはもともと同園から100キロメートルほど離れた州保護林にすんでいた個体で、1週間ほど前
ニュージーランド・オークランド(Auckland)のメインストリートで開催されたヌード・パレード「ブーブズ・オン・バイクス(Boobs on Bikes)」(2008年8月20日撮影)。(c)AFP/Brendon O'HAGAN 【8月21日 AFP】ニュージーランド・オークランド(Auckland)のオフィス街では20日の午前11時、会社員10万人が一斉にオフィスを抜け出してメインストリートに繰り出し、年に一度のヌード・パレード「ブーブズ・オン・バイクス(Boobs on Bikes)」を堪能した。 押し合いへし合いしながらデジカメや携帯電話を構える男性たちの前を、ポルノスターやドラッグクイーン約100人がトップレス姿でバイクにまたがり、ゆっくりと進んでいった。沿道に配備された警官は、興奮した観衆を抑えるのに必死だ。 オークランド当局は当初、開催を阻止しようとしたが、女性判事が「(女性
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