シリアとの国境に近いトルコ南部ハタイ(Hatay)県レイハンル(Reyhanli)で、国境ゲートを越えてトルコ側に入国したシリア難民(2013年8月31日撮影、資料写真)。(c)AFP/BULENT KILIC 【9月4日 AFP】スウェーデン政府は3日、欧州連合(EU)加盟国として初めて、亡命を希望するシリア難民全員を受け入れる方針を示した。スウェーデンでは2012年以降、約1万4700人のシリア人難民を受け入れている。 AFPの取材に応じたスウェーデン移民難民政策担当省の報道官によると、シリアでの内戦が近く終結する見込みがないことから当面の間、亡命申請を行ったシリア難民には永住権を付与するという。また永住権が付与された難民は、家族をスウェーデンに呼び寄せることもできる。 これまでスウェーデンの難民認定手続きでは、亡命申請者に対し3年間の仮滞在許可を与え、その後に政府による審査が個別に行