Arduino(アルドゥイーノ もしくは アルデュイーノまたはアルディーノ)とは、(ハードウェアの)「Arduinoボード」、および(ソフトウェアの)「Arduino IDE」から構成されるシステムである。Arduinoボードは、AVRマイコン、入出力ポートを備えた基板であり、Arduino IDEはC言語風の「Arduino言語」によってプログラムを制作・コンパイル・デバッグ等し、それをArduinoボードに転送 等々するための「統合開発環境」と呼ばれる、PC上で作動させる一種のソフトウェアである。 また「Arduino」という名称は広義には、それらの開発・改良を行う一連のプロジェクトや、その結果生まれた会社、またその多くの開発者らによるコミュニティまでも指すことがある。 もともと2005年にイタリアで5人の人物によって、「もっとシンプルに、もっと安価に、技術者でない学生でもデジタルなも
TOPICS Make/Electronics/DIY 発行年月日 2013年03月 PRINT LENGTH 456 ISBN 978-4-87311-611-2 原書 Making Things See FORMAT PDF 本書は、MicrosoftのKinectと、オープンソースのプログラミング言語Processingを使ってインタラクティブなアプリケーションを作成するための書籍です。3Dのデータを扱ったことのない読者を対象に、距離情報の処理、ポイントクラウドの解析と操作、人体の関節の動きの追跡、ポーズやジェスチャーの検出などについて、豊富なサンプルコードを使って解説を行います。さらに、3Dプリンティングのためのデータやジェスチャーでコントロールするロボットアームの作成など、作品の可能性を大きく広げる情報も紹介します。Kinectを活用して多彩な作品を生み出してきたアーティストへの
openFrameworksとは - 歴史と特徴 openFrameworks (オープンフレームワークス) は、C++で記述された「クリエイティブなコーディング」のためのオープンソースのツールキットです。Mac OSX、Windows、Linuxで動かすことが可能で、iPhoneやiPadなどのiOSのデバイス上で実行することも可能です。openFrameworksは、2Dや3Dのグラフィック、動画やアニメーション、音声など、様々なメディアを簡単に扱うことが可能なため主にメディアアートやインタラクティブなメディアで活発に活用されています。 開発の歴史 openFrameworksは、2004年にアーティストでありプログラマーでもあるZach Liebermanが、ニューヨークにあるパーソンズ大学の大学院で教鞭をとっていた際に、アートを学ぶ学生のための作品制作ツールとして開発されました。彼
この連載の目的 プログラミング言語の入門書を読んだり、学校で学習し終えても、実際にソフトウエアを作れないと感じる人が多いものです。それは、特定のプログラミング言語の「文法」を学習しただけだからです。ソフトウエアを作る手順を、私は次のように分解して考えています。 何を作りたいのか、必要なのかはっきりさせる 同じものが既に無いかを調べ、仮に同じものがあっても作る価値があるか考える 私の使えるプログラミング言語でそれができるか調べてみる 試作品を作ってみる 上手くいきそうならきちんと設計する 仕上げる 手順の3や4で頓挫することがあります。手順の5と6は、行きつ戻りつの作業になります。手順の6の作業中に、使っている言語だけではできないことが分かってがっかりすることもあります。 いずれにせよ、この連載が読者として想定するのは、上記の作業を未経験の人です。 上記の作業を効率良くおこなうためには、様々
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