もともと日本向けに作られていたPairsのモバイルアプリを、どのように国際的に展開できるようにしたのか。国際化・ローカライズの対応を進めたときの実際の流れや工夫を、モバイル開発の視点からまとめています。

ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog どうも、ヤフーの佐野( @taketo1024 )です。先日引っ越しをしまして、張り切って自分でタンスを運んだりして今とても筋肉痛です。 皆さんは Objective-C から Swift への移行は進んでいますか?弊社ではまだ Obj-C で書かれているプロジェクトは多くあります。世に出ている iOS アプリも多くはまだ Obj-C で作られているんじゃないかと思います。 Swift もオープンソース化され、この先その進化のスピードはさらに増してくるはずです。そこでチーム内で開発を進めていた Obj-C → Swift コンバータ を大幅に改良しオープンソースで公開することにしました!この記事ではその導入と活用の方法を説明します
海外事業向けのiOSアプリケーション開発を担当している西山(@yuseinishiyama)です。クックパッドは現在、海外複数カ国に向けてサービスを展開しています。 主にObjective-Cで記述されたアプリケーションを全面的にSwiftに書き換える機会があったので、その際に得た知見や書き換えるに至った動機を共有します。 書き換えに至るまでの経緯 この項では、書き換えに至るまでの経緯について説明します。 Objective-C期 アプリケーションの開発は2014年7月頃にスタートしました。Swiftの発表直後でしたが、時期尚早ということもあり、Objective-Cで実装することになりました。 Objective-C、Swift混在期 2014年10月頃から、Swiftへの段階的な移行のために、新規のコードをSwiftで書くようになりました。Swiftの記述力や、ヘッダと実装を行き来しな
iQONのiOSアプリはまだ全てObjective-Cで記述されています。 Swiftへの移行については「たいしてパフォーマンスが上がるわけでもないし…」と思って渋っていました。 そんな中、オフィスの移転をきっかけに来客の受付システムをiPadアプリで作ることになりました。 スクラッチでアプリを作るのならSwiftで、ということでSwiftで作りました。 今回は、受付システムの社員...iQONのiOSアプリはまだ全てObjective-Cで記述されています。 Swiftへの移行については「たいしてパフォーマンスが上がるわけでもないし…」と思って渋っていました。 そんな中、オフィスの移転をきっかけに来客の受付システムをiPadアプリで作ることになりました。 スクラッチでアプリを作るのならSwiftで、ということでSwiftで作りました。 今回は、受付システムの社員を呼び出すデータ通
AppDelegateはアプリ全体のライフタイムイベントを管理するためのクラスですが、その性質上、様々な処理が書かれやすいです。 しかし、あらゆる処理が書かれ肥大化していくと、見通しが悪くなってメンテナンスがしづらくなったり、チームで開発してる場合はコンフリクトが起こるなど開発速度に支障をきたすようになってしまう場合があります。 そこで、この記事では、そんな膨れがちなAppDelegateを綺麗な状態に戻すための方法をいくつか紹介します。 1. AppDelegateの責務外の処理は他クラスに移す AppDelegateの主な責務はライフタイムイベントの管理です。具体的には「起動」「停止」「バックグラウンド状態の切り替わり」などなどUIApplicationDelegateで定義されているような処理です。 にもかかわらず、例えば全Controllerから触れる値を定義したいなどの理由で、責
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? 結論 小手先で楽をするためのボトムアップな設計は後々苦労する 継承を使った差分プログラミングは長年運用していくと大変だ 人は楽な方に流れるので、Baseクラスで解決すべきでない問題をBaseクラスで解決して後で困る はじめに この文章は2015年1月のpotatotips13で発表するネタ用のメモに書いてました。 実際に発表した内容を含む様子は下記のページにまとめています。 http://curiosity.co.jp/potatotips13/ 会場で質問されたりツイートの様子を見てて気づいたのですが、BaseViewControll
この記事は CyberAgent エンジニア Advent Calendar 2014 9日目の投稿です。 昨日は@stormcat24 さんの開発効率化への道は一日にしてならず - tehepero note(・ω<) でした。 自分は4ヶ月ほど前にサーバサイドJavaからiOSに転向し、弊社の中で最も息の長い(?)iOSアプリの開発チームにジョインしました。利用者数も多く事業インパクトの大きいアプリですが、ちょっと前からSwift移行を着々と進めています。 Swiftが登場して6ヶ月、ネット上に良い情報が沢山転がっていて目新しい事は書けないんですが、ここでは既存のコードベースをリプレースしながら感じたSwiftの良い所でもまとめてみようと思います。 実際に現場で活きている機能 まだ書きはじめて1ヶ月ほどなので、膨大なSwiftの新機能のうち一部しか触れてはいないですが、はやくもコード
こんにちは。モバイルファースト室の中村(@_nkmrh)です。 仕事でSwiftを使うことはまだないのでSwiftについて色々気になっている今日この頃です。 今回はSwiftとObjective-C(以下、Obj-C)を1つのプロジェクト内でつかう方法と、両者の相違点について気になった点を紹介したいと思います。 Swift -> Obj-C まず、SwiftからObj-Cを使う方法です。 SwiftからObj-Cを使うには、[product module name]-Bridging-Header.hを作成します。 ※ [ProductModuleName]は通常ProductNameと同じです。ProductNameにアルファベット以外の文字を使っている場合、その文字は( _ )(アンダースコア)に置換されます。 Xcodeのメニュー"File > New > File > (iOS o
本連載では、Objective-Cの基本的なプログラムが出来る読者を対象に、Swiftを使ってアプリを開発する際の基本的な事柄を解説します。Objective-CもSwiftもC言語を母体としたプログラム言語なので両者に共通する概念は非常に多いです。Objective-CとSwiftとの最低限度の違いを踏まえつつ、Swiftでのアプリ開発にシフトして行けるような内容を、サンプルを交えながら解説します。 はじめに 連載第1回目では、Swiftを使って開発を行う際に必要なツール類と、Swiftのプログラムを試す環境の構築について説明します。Objective-C経験者が初めてSwiftに触れることを前提として、開発環境の構築とSwiftの特徴について説明します。 対象読者をObjective-Cが分かる方としている関係上、Objective-C自体の言語仕様やXcodeの使い方については解説を
はじめに Swiftのコードは多様な記述の仕方ができるので柔軟でかつ表現力もありますが、チームで開発を行うとどうしても記述の仕方が統一できず可読性も上がりません。弊社(Wantedly)でSwiftのアプリを開発した経験をもとにアプリ開発におけるコーディングスタイルガイドを作成しました。このコーディング規約がベストプラクティスだというわけではなく、Swiftもまだまだ手探りなところもあるので、参考情報としてご参照ください。また、規約の範疇ではないですがエラーになりやすい記述も合わせてフォローしています。 バージョン v0.3 改版履歴は文末を参照ください。 コーディング規約の必要性について Swiftはプログラマがリスクを取ることによってより簡素に端的に記述ができたり、型推論が強力なので型の明記を省略して記述ができます。チームでSwift開発を行う場合は、詳細に記述するのか、省略して記述す
ただいま基本動作を絶賛学習中です。 Table View ツール系のアプリで使う場面が多いリスト表示について実装してみたいと思います。 Objective-Cの記事ですが、UITableViewを使うにあたって、事前にこちらの記事を確認しておくと、スムーズに理解できると思います。 [iOS] StoryboardでUITableViewを実装し理解する [4月からはじめるiPhoneアプリ #1] プロジェクトの作成 Single View Applicationでプロジェクトを作成します。 作成したプロジェクトのMain.storyboardを開き、右下のコンテナからTableViewを選択してドラッグ&ドロップでstoryboardのViewControllerに追加します。 次に、先ほど追加したTableViewをViewController.swiftに登録します。 ひとまずこれで
2014.08.18 スキル 業界で名の知れたプログラマーは、今年の上半期に何を学んでいたのか? 「同業者が役に立ったものは、自分にも役に立つはず」という仮説を基に、彼らの学びlogから、2014年上半期の流れを振り返り、今後の動向を予想してみよう! アルファブロガー 小飼 弾氏(@dankogai) 1969年生まれ。カリフォルニア大学バークレー校を経てオン・ザ・エッヂ(のちのライブドア)へ入社し、その後、取締役就任。96年にディーエイエヌを設立し、現職に。読書家としても知られ、ブログ「404 Blog Not Found」での書評は毎回、大きな話題を集めることでも有名。ニコニコ生放送にて、「プログラマー脳で今時のニュースを一刀両断する」放送を行っている。共著書、著書、多数 日本時間の2014年6月3日、WWDCの席上でAppleが新言語『Swift』を発表した。そしてその翌日の6月4日
(WWDC 2014 発表資料より引用) つまりどういうこと? iOS 8 から位置情報の取得方法が変わるようです。今までの方法だと位置情報が取れなくなります。(すでにAppStoreに並んでいるアプリについてはこの限りではありません) iOS 8 : Location Services not working My app that worked fine in iOS 7 doesn't work with the iOS 8 SDK. CLLocationManager doesn't return a location, and I don't see my app under >Settings > Location Services either. I did a Google search on the issue but nothing >came up, what cou
delegateメソッドのtypoがcompile時にすぐわかる Swiftではoverride keywordが導入されて、class methodのoverrideを明示的に示すようになった。というか、super classのmethodをoverrideするときは必ずoverrideと書かないといけない。 Objective Cでは、methodが基底クラスのoverrideなのか、それとも単にlocalで定義されているmethodなのか、コードを見ただけでは判別する手段はなかった。 optionalなdelegateを実装しているはずなのに、全然呼ばれないのでよくよく調べてみるとtypoだったという経験が必ず皆さんおありと思うが、Swiftでは基底クラスで未定義のmethodのoverrideはcompile時にerrorになるので、そんな問題はもう発生しなくなる。 コードの見通し
iBookでSwiftの解説本出ましたが、言語自体にはそれほど興味がないので、実践的なところとして、手始めに「Objective-Cで書いた既存アプリをSwiftで書き換える」ところからやってみました。 アプリ全体、となると壮大なテーマになってしまうので、まずは AppDelegate だけ書き換えてみます。 なお、NDA 下にある Xcode 6 については書けないので、ビルド設定等については割愛しています。 1. 拡張子を .swift にする 例えば AppDelegate.m なら、AppDeleagate.swift にします。 2. import の書き換え ヘッダの import も移してきて、 #import <UIKit/UIKit.h> だったのを import UIKit にします。 3. クラス宣言の書き換え これもヘッダから移してきて *1 、 @interfac
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