10月8日、インテルは同社が技術協力しているさくらインターネットの石狩データセンターの見学会を開催した。開所から2年でどこが変わったのか? レポート第1弾ではコロケーション需要での変化、そして最適化を目指したエアフローについて解説する。 2年ぶりの石狩データセンターはどこが違った? さくらインターネットの石狩データセンターは、2011年11月に竣工した国内最大級の郊外型データセンター。データセンターとしては異例の北海道の石狩市という立地、東京ドーム約1個分という広大な敷地面積、寒冷な外気を用いた外気冷却の全面採用、そして低廉な土地代とスケールメリットを生かした高いコストパフォーマンスなど、さまざまな特徴を持つ石狩データセンターは、次世代の日本のITを支えるメモリアルな施設といえる。 先日インテル主催による石狩データセンターの見学会が開かれ、担当も竣工式以来、約2年ぶりに石狩データセンターに