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reviewと漫画に関するbeth321のブックマーク (23)

  • なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考

    尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所 この記事を読んでなんとなく思ったことをつらつら書く。 ワンピースには二度のピークがある、一つはアラバスタ編で二つ目は白ひげ海賊団VS海軍部編だ。 初期ワンピースの面白さは色々あるが、自分としては「溜め」と「開放」描く作画の力が大きいと思っていた。「溜め」と「開放」とはいしかわじゅんが大友克洋漫画の「動き」の表現を褒める時に指摘するアレね。 この辺のところを初期ワンピースは律儀なくらいきっちりやってた。そして「溜め」と「開放」の作画がピークに達したのはアラバスタ編のゾロによる一刀流獅子歌歌を放つ場面とルフィがクロコダイルに放つゴムゴムのストームを繰り出す場面だ。ストームなんかは完全に溜めと開放があるしそれが極まっちゃってる感じするでしょ。 でもこの「溜め」と「開放」の作画の欠点は技を繰り出すのに確実に二コマかかっちゃうところで、テンポがどう

    なぜワンピースは面白いのか - 色々水平思考
  • 尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所

    『ONE PIECE』は言うまでもなく最も売れているマンガである。まわりに「何のマンガが好き?」と聞いてもたいていのやつは『ONE PIECE』と答える。 そもそもぼくは『ONE PIECE』と相性がよくない。人気マンガというので数年前に読み始めたのだが、途中で挫折した。はっきり言って全然面白くないからである。「それでもまあ人気マンガだから」と今回再度がんばったのだが、27巻でくじけた。 少年マンガの感性についていけなくなっただけか 少年マンガだからお前の感性がついてけなくなったのだろう、とお前ら言うつもりだろう。まあ半分くらいはそうなんだろうよ。でもなあ、『NARUTO』や『銀魂』はそれなりに楽しく読めるんだよ。『バクマン。』や『いぬまるだしっ』はかなり愉快に読める。なのに、『ONE PIECE』は……ちっとも面白くならないのである。ぼくにとって。 「50巻くらいまで読まんと真価はわから

    尾田栄一郎『ONE PIECE』 - 紙屋研究所
  • 孤独の童貞 - きみにとどけてれぱしー

    今更ながら『孤独のグルメ』を読んだら面白かった。外と言ったらはなまるうどんのかけ小しかわないおれが見知らぬ中華料理屋に入ってしまうほど面白かった。厨房に立つおばちゃんが渋谷で起きた通り魔殺人と法事の話を交互にしていたのも面白かったし、注文した餃子に米がビッシリと付着していたのも面白かった。そんな面白かった『孤独のグルメ』なんだけど一つ気になるのは主人公が裕福な人物だとほのめかされている点。外車に乗ってたり、フランスで女優と付き合ってたり、回転寿司に入って"いつも行く寿司屋とは大違いだが…"と思ってみたり。望めば「一流」の生活はできるんだけど疲れて降りてしまった人なのかなーって感じで描かれている。*1 その主人公が例えば日雇い労働者の集まるドヤ街で周囲の客を眺めながらメシをう。問題なのはそこに優越感が描かれているのではなく(それなら差別的な作品と言えば良いだけなので楽だ)むしろ親近感を

    孤独の童貞 - きみにとどけてれぱしー