シルバーウィークで大勢の観光客が詰めかけた奈良公園。ですが、その喧噪が去った23日に目撃されたのは、座り込んで口から泡を吹き、よだれのようにダラダラと垂らしている苦しそうなシカの姿でした。 【写真】観光客が激減していた時期も、鹿は飢えてませんでした… その姿を撮影し、やまない「餌やり」への怒りを込めてツイッターに投稿したのは、けものん(@kemonon_nara)さんこと、水本彩奈さん。元アイドルで奈良のシカに魅了され移住。今はシカの角の形をしたオリジナルカチューシャの販売や風情豊かな奈良の写真で地元をPRするほか、シカの保護活動にも精力的にかかわっています。 水本さんによると、このシカは胃に入ったものが上手く上に上がらないのか、反すうの様子が通常の鹿に比べておかしく、一目で異常だと気づいたといいます。すぐに、奈良のシカの保護活動を行っている「奈良の鹿愛護会」に連絡したものの、もし胃に何か