「いわてデスティネーションキャンペーン(DC)」が1日、開幕し、JR盛岡、宮古、一ノ関などの各駅では歓迎イベントが行われ、「楽しんでいってください」と笑顔で観光客を出迎えた。 「よくおでんした 盛岡さ!」と書かれた横断幕が各所に掲げられた盛岡駅には午前を中心に、盛岡市、八幡平市などの観光協会や宿泊施設関係者ら約70人が集合。色とりどりの法被姿で温かい桜茶などを振る舞い、観光客をもてなした。さんさ踊りやチャグチャグ馬コも披露され、記念写真を撮る姿も見られた。 6月末までの期間中、県内を訪れる観光客数の目標は800万人。オープニングセレモニーで、達増知事は「観光の力で岩手とお客様を元気に。今こそ岩手の底力を発揮する時です」と呼び掛けた。 JR盛岡支社はDC期間中の土・日曜と祝日、盛岡―一ノ関間でイベント列車「ジパング」(4両編成)を運行。「平泉世界遺産号」として、6月末まで同区間を1日1往復す