JRグループは20日、来年春のダイヤ改正の概要を発表した。新幹線では、秋田新幹線「スーパーこまち」の名称が消滅するほか、最新鋭のE7系車両が運転を始める。在来線特急列車では、全席指定の特急「スワローあかぎ」がデビューし、特急「びわこエクスプレス」で気動車を使用する列車が登場する。一方、寝台特急「あけぼの」の定期列車が廃止になるなど、ダイヤ改正に伴う動きがある。改正日は2014年3月15日(土)。 秋田新幹線は、E6系車両による運転に統一となる。列車名は「こまち」に一本化し、2013年春に誕生した「スーパーこまち」の名称はわずか1年で消滅する。東京~盛岡間では、全列車がE5系「はやぶさ」と併結運転を行い、最高時速を300キロから320キロに引き上げる。東京~秋田間の平均所要時間は、下り列車で12分、上り列車で9分短縮し、最速で3時間30分台が実現する。「はやて」と「こまち」の併結運転はなくな