5日に保釈を認める決定が出された日産自動車のカルロス・ゴーン前会長は保釈金10億円を納め、東京拘置所から保釈されました。身柄の拘束は最初の逮捕から108日間に及んでいて、今後、ゴーン前会長がみずからの主張をどのように発信するのか注目されます。 ゴーン前会長は去年11月の最初の逮捕から6日まで108日間にわたって身柄を拘束されていましたが、東京地方裁判所は5日、3回目の請求に対して保釈を認める決定を出し、保釈に反対する検察の準抗告も退けました。 そしてゴーン前会長は6日、保釈金10億円を納め、午後4時半ごろ、東京拘置所から保釈されました。 ゴーン前会長は反射材が付いた紺色の作業着姿で、顔を隠すように青い帽子を深々とかぶり大きなマスクをして拘置所から出てきました。 そして屋根に脚立を載せた軽ワゴン車で東京 千代田区にある弁護士の事務所に到着し、2時間ほど過ごしたあと、午後8時ごろ黒いワゴン車に