医療刑務所に従事する薬剤師の業務内容は、一般の調剤薬局の作業内容と同様に医師の処方箋に基づき、薬剤を処方する事が主な業務になります。刑務所での勤務だからといって受刑者と接する事はほとんどなく不安的な要素はありませんし、国家公務員としての扱いになるので安定した給与を得ることができます。 精神・身体疾患のある受刑者を収容する医療刑務所での勤務は、怖い・危険というイメージやトラブルの不安を持たれがちですが、実際には一般的な調剤薬局と勤務内容はほぼ変わらず、受刑者とコミュニケーションを取ることもあまりありません。 精神疾患や薬物依存の受刑者も収容されていて、専門的な知識が必要とされます。また受刑者の高齢化も進み慢性疾患を抱えているため、適切な健康管理も薬剤師に求められます。 医療刑務所で働く正社員は国家公務員に準ずる勤務時間・休日・年収となります。朝8時頃から夕方5時頃までの勤務で残業もほとんどな