先週末の先行上映で見た感想をまだ書いていなかった。ターミネーター4。原題は"Terminator Salvation"。 ターミネーターシリーズには、もはや傑作とか駄作とかいう評価は相応しくない。おそらくは、ジョン・コナーがスカイネットの基地から、カイル・リースを過去へと送るシーンまで作られ続けるのだろう。その意味でこの"Terminator Salvation"も、通過点でしかない。そしてT2やサラ・コナー・クロニクルズと同様に、いかにその「間」に様々なエピソードを挟んでいくか、というのがT4の基本構造になっている。 決定的瞬間*1の間と間を繋ぐものとして架空の未来史を描くこと。タイムトラベルによる矛盾は物語のいたるところに現れるが、そんなことを気にしてはいけない。この世界を思う存分遊ぼうではないか、というのがターミネーターの続編のコンセプトである(と思う)。 T1について語り出したら止