英家電メーカーのマイソン社は、携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した次世代炊飯器「ネクサス・ジェイ」を今春にも発売すると発表した。「ツイッターで炊き上がりをつぶやく」、「1つの内釜でおかゆと雑炊を同時に炊き上げる」など、従来の炊飯器にはない高度な機能を多数備える。 16日、ドイツで開催された家電の見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」で発表された、「スマートジャー」と呼ばれる次世代炊飯器「ネクサス・ジェイ」は、ネット検索大手グーグルが開発するOS「アンドロイド3.1(開発コード名『Happyturn』)」を世界で初めて採用。インターネットと常時接続することで、今までの炊飯器では実現できなかったさまざまな機能を備えた。 炊飯器としての機能として最も注目されるのは「炊き分け」機能だ。演算装置を2つ備えるデュアルコアCPUを採用することにより、1つの内釜で