スマートフォンUIのトレンドは、現実のものを模したデザイン(スキューモフィズム)からフラットなデザインとなりました。そんな中でもカードUIは、現実のもの(カード)を模したUIコンポーネントであり便利であるため、立体感や影などを付けながら使うこともあります。 カードUIはなんとなくとっつきやすく、エンジニアやデザイナーはよく使ってしまいがちなコンポーネントだと感じています。特にマテリアルデザインではガイドラインにCardsの項目があり、AndroidアプリやGoogleのアプリケーションではよく利用されています。 そこで今回は、そんなスキューモフィズムのなごりが残るカードUIを利用する際に注意しないといけないケース、最近筆者が感じた迷いどころなどについて、実例を交えながら説明していきます。 カードUIが効果的な場面 カードUIは前述したとおり立体感や影などを付けて使うことから、フラットなデザ