米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス」が岩石サンプルを採取した岩。穴の開いた2か所が採取部分(2021年9月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / NASA/JPL-Caltech 【9月11日 AFP】米航空宇宙局(NASA)の火星探査車「パーシビアランス(Perseverance)」が採取した二つの岩石サンプルに長期間にわたって水と接触していた痕跡があり、古代の火星に生命体が存在した可能性が高まっている。 同プロジェクトに参加する科学者のケン・ファーリー(Ken Farley)氏は10日の発表で、「われわれが最初に採取した岩石は、(火星が)持続的に居住可能な環境だった可能性を示しているように思われる」と説明した。「長期間に及ぶ水の存在は大きな意味を持つ」 NASAの地質学者ケイティ・スタック・モーガン(Katie Stack Morgan)氏は会見で、「これらの岩石