アメリカ軍は、2014年12月5日、イエメンのアルカイダ系過激派組織「AQAP」に拉致されたアメリカ人フォトジャーナリストらの救出作戦を実行しましたが、人質は射殺され作戦は失敗に終わりました。この作戦にはV-22オスプレイ2機が投入されました。 アメリカ人フォトジャーナリストのルーク・サマーズ氏は、9月に国民対話会議の通訳を務めているときにAQAPに誘拐され、アメリカ軍は11月に救出作戦を実行しましたが、別の場所に移された後で失敗していました。 今回の作戦は、イエメンの対岸のジブチから海軍の特殊作戦部隊SEALsチーム6の隊員30〜40名が、V-22オスプレイ2機に分乗して実施されました。このオスプレイは空軍のCV-22Bとの情報があります。 爆音で作戦を察知されるのを防ぐため、SEALsは約6マイル離れた地点から徒歩で接近しましたが約100ヤードまで近づいたときに気付かれ銃撃戦になり、A

2014年9月11日に撮影された「DC-10 スーパータンカー」が消火剤を投下する動画がLiveLeakに投稿されています。 DC-10スーパータンカーは、サザンカリフォルニア・ロジスティクス空港をベースにする10タンカー・エアキャリアが運用する消防機です。DC-10-10を改造した910「N450AX」とDC-10-30を改造した911「N17085」の2機があり、もう1機が改造中です。 胴体下に4万5,000リットルの消火剤タンクがあり、全量を8秒で投下することができます。大型のジェット機を超低空で使用するため制限もあり、必ず先導機をつけてその指示に従って消火剤を投下します。動画でも先導機と、その航跡をトレースするDC-10を見ることができます。 アメリカにはエバグリーン747スーパータンカー「N479EV」という7万7,000リットルの消火剤が搭載できる747改造の消防機もありました