民進党の長島昭久衆議院議員は、党執行部が、次の衆議院選挙をめぐって共産党と候補者調整などを協議しているのは、みずからの政治信条に反し、受け入れられないとして、離党する意向を固めました。
「人身売買」大国ニッポン 2 〜 日本で生まれ育った高校生に「帰れ」という司法 2016年07月07日 20時00分 カテゴリ: 「人身売買」大国ニッポン • 記事・コラム 児玉晃一弁護士(左)とウォン・ウティナン君(右) ■「まだ、日本で暮らしていきたいんです」 法廷は支援の人たちで埋まった。全員の視線が裁判官に向けられる。祈るように手を合わせ、”その瞬間”を待つ女性の姿もあった。 張り詰めた空気のなか、岩井伸晃裁判長が判決を読み上げる。 「主文。原告らの請求を棄却する」 裁判長の口から発せられたのは、たったそれだけだった。その一言で、なにかがぶつっと断ち切られたような喪失感が法廷内に広まった。多くの人が肩を落とす。傍聴席から立ち上がることができない人もいた。 「ひどい!」 退廷する裁判官に向けて、悲鳴のような声が飛ばされる。 原告席のウォン・ウティナン君(16歳)は、横にいる母親のから
日本で生まれ、甲府市の高校に通っているタイ人の男子生徒が、母親とともに受けた強制退去処分の取り消しを求めた裁判で、東京地方裁判所は、暮らしたことのないタイに送還されると生活が困難になると認めた一方、「日本で養育できる人がいない」として、訴えを退ける判決を言い渡しました。 30日の判決で東京地方裁判所の岩井伸晃裁判長は、母親については「タイに戻っても生活に特段の支障はない」と指摘しました。一方、ウティナンさんについては、暮らしたことのないタイでは生活が困難になると認めましたが、「退去させられる母親の代わりに日本で養育できる人がいない」として、いずれも訴えを退けました。 ウティナンさんは「日本は母国でタイに居場所はありません。支えてくれる人や友だちがたくさんいる日本にいさせてください」と訴え、控訴する考えを示しました。
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