先祖代々の地主で、国内外にいくつもの不動産を保有する前田晴臣さん(仮名・55歳)。彼は知る人ぞ知る「富豪オタク」として、業界の一部では知られた存在だ。 前田さんは表向き地方公務員として働きながら、定時退勤で確保した自由時間のすべてをアイドルの「オタ活」に注ぎ込んできた。高校時代から「おニャン子クラブ」の追っかけだったが、やがて「モーニング娘。」にハマるようになったという。その驚くべき「カネ遣い」を、前編に続いてご紹介する。 アイドルの披露宴にも呼ばれた 「おニャン子の時は同世代だったけど、モーニングは全員かなり年下だったので、ご飯を奢ったり、プレゼントをあげる以外に小遣いを渡すこともありました。もちろん事務所公認です。売れっ子のわりに給料が安かったみたいで、10万とかあげるとめちゃくちゃ喜んでましたよ。 メンバーを2~3人づつ連れて、よく原宿に買い物に行ってました。1日で300万使ったこと