世界最精鋭の兵士でさえも恐れるのが、彼らの訓練教官たち。教え子たる訓練生が少しでもサボろうものならやる気が出るまでつきっきりで指導してくれる頼もしくも恐ろしい彼らが、熱心に仕事をしているところの写真です。 訓練教官は現場の長である下士官から選抜されます。すべての新兵のお手本となる彼らのこと、いつなんどきでもびしっと折り目のついたシミひとつない制服を着こなし、どんな訓練でも先に立ってお手本を示すことが求められます。 そういうわけで彼ら自身を訓練する教官学校も非常に厳しいもの。体力だけでなく知識的にも高度なものが求められます。アメリカ海兵隊の場合、学校を卒業した後は助教として配備され、13週間の新兵訓練のサイクルとともに教官自身も評価の対象となります。 昇進して先任教官(Senior Drill Instructor)ともなれば部隊を指揮する士官と同等の待遇となることから、軍隊での教官職への尊