同人誌作家にもいろんなタイプがいる。けむほこさんの場合は「萌え」の要素が少ない「サブカル系」の絵が人気を集めている(撮影/村上宗一郎) この記事の写真をすべて見る インターネットの普及で、コンテンツ産業は岐路に立たされている。本が売れない、CDやDVDが売れない──インターネットという怪物の進撃が止まる気配はない。しかし、これに負けない紙メディアの文化がある。同人誌文化だ。 日本最大の同人誌展示即売会「コミックマーケット」(東京ビッグサイト)の動員数は、55万人を維持し続け、日本全国で開かれる即売会は、大小合わせて年間1千件。万単位の来場者を集めるイベントも少なくない。このパワー、どこから来るというのか。 東京都練馬区。男性同人誌作家のけむほこさん(29)は、この日もペンを握っていた。 「この1年は、二次創作一本。『アイカツ!』という作品にハマってから、同人誌展示即売会『芸能人はカードが命
![同人誌は稼げるのか?赤字、黒字の割合は コミケ準備会を直撃 (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5b2c6e186188e7c0910d8f7291c0c3f859b42ca/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Faeradot.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F1%2F1200xm%2Fimg_4173b1325e5b4e705012fb3e3db36d6f13766.jpg)