リベラル思想の旗手とされるドイツで排他主義が広がる。東部の工業都市ケムニッツで極右勢力の暴動が発生。来秋の地方選では極右政党が第1党をうかがう。ナチスを深く反省したはずなのに、なぜ移民排斥に傾くのか。昔からくすぶっていた人種差別に加え、極右に甘くなったドイツという深刻な問題がある。
![ドイツ、極右の伸長許す - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0e3c5e614e8acdad43d69cde8f3e93836e869a85/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.nikkei.com%2F.resources%2Fk-components%2Frectangle.rev-d54ea30.png)
8月16日、ドイツのメルケル首相は、受け入れを拒否した難民を巡る本国送還の迅速化に向け、取り組みを強化すると表明した。会見する同首相。ドレスデンで撮影(2018年 ロイター/Hannibal Hanschke) [ドレスデン 16日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は16日、受け入れを拒否した難民を巡る本国送還の迅速化に向け、取り組みを強化すると表明した。首相の難民政策を巡って数百人の極右活動家が首相辞任を求めるデモを行ったことを受けた。 反イスラム運動「ペギーダ(PEGIDA)」がデモ活動を組織。メルケル首相が自身率いるキリスト教民主同盟(CDU)の地方議員と面会するため東部ザクセン州のドレスデンに到着すると、デモ隊は「メルケルはやめろ」などと連呼した。
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