モルディブのモハメド・ムイズ大統領(2023年12月1日撮影)。(C)KARIM SAHIB / AFP 【6月29日 AFP】インド洋の島国モルディブの当局は27日、環境副大臣を逮捕したと発表した。同国メディアは、モハメド・ムイズ(Mohamed Muizzu)大統領に「黒魔術」をかけた容疑だと報じている。 警察は、環境・気候変動・エネルギー省のファティマス・シャムナズ・アリ・サリーム(Fathimath Shamnaz Ali Saleem)副大臣について、23日に首都マレで他の2人と共に身柄を拘束したと発表した。捜査のため、勾留中だという。 国連(UN)の環境専門家は、海面上昇によりモルディブは2100年までに居住不能になると警鐘を鳴らしている。そうした気候危機に直面している同国で要職にある同容疑者について、同国メディアのサンは「ムイズ氏に黒魔術をかけた容疑で逮捕されたとの報道がある