【ソウル聯合ニュース】国連食糧農業機関(FAO)は10日、深刻な干ばつに見舞われている北朝鮮が7月から住民に対する食糧配給量を大幅に減らしたと明らかにした。 FAOは米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)の電話インタビューに対し「北朝鮮当局が7月から1人当たりの食糧配給量を1日410グラムから310グラムに減らした」と伝えた。 また、配給量が減ったことについて、小麦と麦の収穫量が前年比26%、ジャガイモが同24%程度減ったためとみられると説明した。 これに先立ち、FAOは先月17日に発表した報告書で今年、北朝鮮の二毛作の作物収穫量が当初の予想を大幅に下回ると見通した。 FAOは、北朝鮮では例年6、7月の配給量は1人当たり390グラムで、8、9月は310グラムに減るとした上で、7月から310グラムに減らすのはそれだけ食糧事情が悪いことを示していると強調した。 さらに、田