「運」を決めるのは「行動」だった! 著者ワイズマン氏は、本書の執筆のために、イギリスで大規模な調査を実施した。 自分で運が良いと思っている人、悪いと感じている人を集めて、人々の考え方や行動を追跡したのだ。 その結果、非常に興味深いことが判明した。 自分で「自分は運が良い」と答えた人たちにはその人たちで、「運が悪い」と答えた人たちにはその人たち共通の考え方と行動があったのだ。 たとえば、数多くの懸賞に当選している「ラッキーな」人たちを調査したところ、実は彼らはとてもシンプルな行動を取っていることが判った。 それは何か。 とにかくたくさんの懸賞に応募し続けていることだ。 彼らは自分たちが特別幸運なのではなく、結果を得るために当たり前の行動を取っていると認識している。 そして実際、応募する数を増やすほど当選する確率が上がることを、「幸運な」人たちは知っていた。 また、幸運な人たちの共通点として、