・ザ・マインドマップ 私が教員をしている大学・大学院では、ここ数年で、20人に1人くらいの割合で授業ノートをマインドマップでとっている学生を見かけるようになった。世界では教育分野とビジネス分野で2億5千万人が使っている思考ツールであるといわれる。この本はマインドマップ発案者トニー・プザンによる、世界1千万部突破のオフィシャルガイド。 マインドマップの利点はなにか? 最初に普通のノートの4つの欠点 ・キーワードが明確でない ・記憶しにくい ・時間を無駄にする ・脳の創造性を刺激しない が挙げられている。 授業内容を最初から最後まで時系列でノートをとるよりも、自分が気になったキーワードを軸にして、関係性をネットワーク状にまとめていく方が、頭に定着する。読み返した時も効率よく想起することができることが魅力であるという。 同じ講義を聴いていても10人いれば10通りのマインドマップができあがる。まっ