陸上自衛隊第2師団(旭川市)は21日、九州で実施する演習に参加するため、チャーターした民間フェリーに戦車などを乗せて苫小牧港から出発すると発表した。演習は、各方面隊が担当エリア外の演習場で訓練を実施し、長距離移動に必要な機動力を高める「協同転地演習」となっている。 チャーターする民間フェリーは津軽海峡フェリーのナッチャンワールド。搭載するのは陸自の最新鋭戦車で、道内では第2戦車連隊(上川管内上富良野町)だけに配備されている10式戦車3両や87式155ミリ自走りゅう弾砲3両、87式自走高射機関砲2両など。ほかの車両を含めると、最大で40両程度になる見通しという。走行用ベルトの戦車と自走りゅう弾砲、自走高射機関砲は、各駐屯地から港までトレーラーに乗せて運ぶ。 11月1日に積み込んで、大分港に向けて出航する。3日頃に到着し、大分県の日出生台(ひじゅうだい)演習場で西部方面隊と連携した訓練を行う。
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