アニメ黄金期の立役者である「レジェンド声優」と、自らもレジェンドである声優・古川登志夫さん、平野文さんによる濃密トークを、全2回にわたってお送りするレジェンド声優インタビュー。 今回は、『巨人の星』『機動戦士ガンダム』『聖闘士星矢』など、数々の男の子向けアニメでカッコいいヒーローを演じてきた古谷徹さんが登場! 後編では、『機動戦士ガンダム』の舞台裏についてお聞きします。 平野文: (以下、平野) じゃあ、続いて『機動戦士ガンダム』(1979年)について聞かせてください。アムロって、それまで古谷さんがやってきた「カッコいいヒーロー」ではないですよね? そこに抵抗はなかったの? 古谷徹: (以下、古谷) 『機動戦士ガンダム』をやるまでに、『巨人の星』(1968年)、『鋼鉄ジーグ』(1975年)、『グロイザーX』(1976年)、『氷河戦士ガイスラッガー』(1977年)など、たくさんのヒーロー役を
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