日経BPnet セカンドステージに「くるまのわざ」として連載していたものを再編集して掲載しました。初出は2007年7月5日です。記事の内容は、執筆時点の情報に基づいています。 【関連画像】象徴的なエンブレムも単にステッカー。全体のコンセプトは「ノスタルジック・モダン」というものでテールランプも個性的 ●低迷していた日産のターニングポイント 日産Be-1、どれほどのヒトが憶えているのだろうか。こうしてその写真を見たりすれば、際立ったスタイリングの小型車が、一時的にではあるがブームのように迎えられたのを思い出す。それとともに、日産がいくつもの興味深い「意見広告」を出稿していた記憶も甦ってくる。 それは昭和の終わり頃の話である。日産自動車は低迷していた。もう10年遡れば、トヨタと並んでなんとか「ニ強」の地位を保っていた日産自動車が、昭和59年(1984年)には国内年間生産車台数のシェア20%を割
『週刊プレイボーイ』本誌で「モーリー・ロバートソンの挑発的ニッポン革命計画」を連載中の国際ジャーナリスト、モーリー・ロバートソンが、セクハラやパワハラの「#MeToo」に対して、拒否感を表明する声の裏に見える不寛容な“層”について語る! * * * 写真家の“アラーキー”こと荒木経惟(のぶよし)氏の下で長年、モデルを務めていたKaoRiさんが、セクハラ、パワハラを告発したことが波紋を広げています。彼女の勇気をたたえ、アラーキーを非難する声が上がる一方、逆の声も少なくありません。いわく、自ら望んでモデルになったのに、今さら批判するのはおかしいだろう――。 本件に限らず、「#MeToo」に連動した動きに対し、日本では決まってポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)に対する拒否感を表明する声が上がります。そしてその裏には、あらゆる変化に対して不寛容な“分厚い層”が存在する。やや主観の強い見立てです
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