「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊」場面カット (C)1995 士郎正宗/講談社・バンダイビジュアル・MANGA ENTERTAINMENT イメージを拡大 「攻殻機動隊」関係者に制作秘話を聞くリレーインタビュー。第3回は、押井守監督に記念すべき第1作「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」について、今だから話せるエピソードを交えながら語ってもらった。 押井監督が「攻殻機動隊」アニメ化の話を持ちかけられたのは、「機動警察パトレイバー 2 the Movie」の制作が終わり、熱海に建てた家に引っ越したばかりの頃だった。 「家のローンがやばそうだっていうんで、バンダイビジュアルさんに企画書を持ち込んだんです。僕が原作をした漫画『犬狼伝説』を全6巻のビデオで出そうというもので、これは後に『人狼 JIN-ROH』として実現したんですけど。その時に先手を打たれたんです
『藤子・F・不二雄大全集 パーマン 7』を読んでいたところ、別紙壮一プロデューサーが巻末に寄稿していた。シンエイ動画のたちあげにかかわり、最近に退職するまで専務取締役までつとめていた人物だ。 もともと『ドラえもん』を制作するためシンエイ動画が生まれ、放映できるまでにかけた苦労が語られる。その苦労のひとつとして、アニメ化権料を支払うかわりにレポート提出を求められたくだりが出てくる*1。 アニメ化の権利をおあずかりするにあたって、いくらかお支払いしようとしたのですが、藤本先生は「お金はいりません。その代わり『ドラえもん』をどうしたいのか、『ドラえもん』のどこが好きなのかということをレポートにして提出してください」と言われました。 私や楠部は文才がなかったので、当時一緒に仕事をしていた高畑勲さんに『ドラえもん』を読んでもらってレポートをまとめてもらいました。それをお持ちしたところ「わかりました、
2013年11月06日の「子供たちに聞かせたい『お金儲け』の話をしよう。」にて、ジブリのプロデューサーで知られる鈴木敏夫が出演していた。そこで、子供たちに対して、アニメーションにおける「お金の問題」について語っていた。 1400億円の興行収入はどこへ消えたか 鈴木敏夫「ジブリ作品の興行収入を全て足すと、なんと1,400億円になるというんです」 中山秀征「それで、どれくらい利益になってるんですか?」 鈴木敏夫「では、その内、どれくらいジブリに残ってるかって気になるでしょ?ほとんど残ってないんです」 中山秀征「鈴木さんが使い込んだわけじゃないですよね?」 鈴木敏夫「中山さん、よく考えてから物を言ってください(笑)ほとんど残ってないんですよ」 中山秀征「制作費って、どれくらい掛かるんですか?」 鈴木敏夫「1本の作品で、400~500人の人が関わってるんです。その人達を拘束するでしょ?そうするとね
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