「一年戦争」の発売直後、勢いに任せて書いたはいいものの 冷静になって読み返してみるとあまりにも辛辣だったために 結局お蔵入りにした記事がある。 「公開」ボタンを押されないまま、今も眠り続ける記事のタイトルは、 「源泉を涸らしかけたバンダイの今後」であった。 2006年3月31日にバンダイナムコゲームスが誕生した頃、 業界関係者に配布された資料がある。 わたしたち株式会社バンダイナムコゲームスは、 人々が喜び、楽しみ、満足するゲームを常に提供し続ける 世界一のエクセレントゲームメーカーを目指します。 そう書かれた資料を開くと 2005年度にバンダイ、ナムコの両社が発売したタイトルの 販売本数ベスト20が一覧として載っていた。 このランキングには、両社の持つ問題点が 統合以前より鮮明に表われているように私には思えた。 【バンダイ】 01位:NDS:たまごっちのプチプチおみせっち(784,537