『このライトノベルがすごい!』大賞/選考委員紹介をみて、「偏った人選だなぁ。なぜこうなったんだろう?」と疑問に感じた。 特別選考委員が女優だというのは話題づくりだからいいとして、最終選考委員の面々が タニグチリウイチ (書評家) 勝木弘喜 (ライトノベル・フェスティバル初代実行委員長) 極楽トンボ (評論家/HP「まいじゃー推進委員会!」管理人) 工藤淳 (「まんが王八王子店」小説担当) 「コミックとらのあな」書店員 というのはどうだろう? ライトノベル・フェスティバルの現在の実行委員長は入っていないのかなんで実作者が一人もいない*1のだろうか。 好意的に解釈すれば、 mizunotori ライトノベル, 新人賞 審査員の人選が徹底してる。読者目線の新人賞? 2009/09/08 ということになるのだろうが、それよりもむしろ otokinoki 悪いとは言えないが、あと二人、元ラノベのプロ
週刊書評 『涼宮ハルヒの憤慨』/涼宮ハルヒをミステリ史に位置づける(インターネットアーカイブのログ) これは驚くべき論考だ。 涼宮ハルヒとミステリという取り合わせが意外だというわけではない。谷川流がかなり重度のミステリマニアらしいということは、作品のあちこちに仕込まれたマニアックなネタから容易に推察できることだ。意外なのは、日本ミステリ史についての独創的な見解が示されていることだ。 〈人間原理〉に基づいた、主観的な願望に応じて歪む世界を舞台にしている点で松本清張は小栗の後継者である。そしてこの作風の第三の重要な作家として、清涼院流水があげられる。小栗虫太郎・松本清張・清涼院流水を〈人間原理〉派として一くくりにすることができるだろう。小栗虫太郎と松本清張と清涼院流水とは! この3人の作品を少しでも読んだことがある人なら、この驚きを共有してもらえることだろう。逆に、全然読んだことがない人にはち
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く