Windows XP--。既に後継OSのWindows Vistaが登場して約2年が経過しているのにも関わらず、その存在感は大きい。いや、むしろ、この1年で存在感を高めてきたといってもいいだろう。 つまり、2008年のヒットOSをひとつあげるとすれば、それはWindows XPと言えるのではないだろうか。 実際、数字からWindows XPの躍進ぶりは裏付けられている。 POSデータを基に量販店における販売動向を調査しているBCNによると、いまから約1年前の2007年11月におけるWindows XP搭載PCの販売比率は4.3%だった。それが最新データとなる2008年11月の調査では21.6%と急上昇しているのだ。 Windows XPを標準搭載しているネットブックが好調な売れ行きを見せているノートPCでは、その比率はより高まる。 2007年11月には3.5%だったノートPCにおけるWin