兄はプロ経営者、弟は外科医 新浪兄弟が学んだ翠嵐高新浪博士・東京女子医科大学教授が語る(上)2017 / 12 / 4 難しい心臓手術を年間300症例以上もこなし、「心臓手術のスーパードクター」の異名を持つ、東京女子医科大学の新浪博士教授(55)。母校は神奈川県有数の進学校、県立横浜翠嵐高校(翠嵐、横浜市)だ。在学中はけっして真面目な優等生タイプではなかったという新浪氏。未来のスーパードクターは、どんな高校時代を過ごしたのか。 兄は新浪剛史サントリーホールディングス社長。小さいころからよく比較された。 兄も翠嵐でしたが、年が3つ離れていて、兄が卒業した年に入れ替わりで私が入学しました。 兄は背が高く、翠嵐時代はバスケットボールの県の優秀選手に選ばれるほどのスポーツマン。翠嵐自体もバスケが強かった。ですから、高校でも目立つ存在でした。 対照的に、私は身長も普通ですし、剣道はやっていたものの、