山梨県道志村のキャンプ場で、小倉美咲さんの行方がわからなくなってから9月21日で2年になりました。 あの日のこと。学校に行けなくなったお姉ちゃんのこと。ひぼう中傷。 母親のとも子さんがこの2年間の思いを手記につづってくれました。 全文を掲載します。 (甲府放送局記者 宇佐美貫太) 大切な娘に突然会えなくなって、もうすぐ2年が経とうとしています。 「2年も経つんですね」そう言われることがつらいです。 私たち家族にとっては大切な美咲の行方がわからなくなって2年間、毎日つらく悲しい日々を過ごしてきました。 2年経つなんて考えられないし、考えたくもありませんでした。 しかし9月になって取材の依頼やチラシ掲示、配布の協力について連絡が多数あり、これだけたくさんの方が気にかけてくれていることに気付き、このつらく苦しい2年間希望を持ち続け、前を向き続けられたのも、たくさんの方の支えがあったからだと改めて