なんというか、初音ミク好きというのは、「初音ミクというバーチャルアイドルが好き」とは限らず、タダでわけのわからないクオリティのものを作ったりする職人達もすごく好きで、その心意気に惚れ込んだ同胞もひっくるめて好きだったりして、その高揚感をうまく言葉にするにも中々できずに(あるいは敢えて言葉にせずに)、その結果「初音ミクすごい」って言葉が出てきたりする。初音ミクは音楽ツールというより、そういうものの”象徴”なんですね。 (アイドルではあるけど、アイドルとはちょっと違う) ここで客観的に見れば、何かを媒体にかなりの人数が集まってて、なおかつメンバーにやる気があるんであれば何か生まれるのは当たり前で、何も生まれない方がおかしい。なんつーか8/31に発売されてまだ約1ヶ月半なのに関連動画数が5527件ってことは、毎日約110件の関連動画がアップされてる計算になるので、それだけで尋常じゃないのは確か。
初音ミク界隈に見る既視感のある光景に書いた、「鳥人間コンテストの人力飛行機が、東京-福岡間に就航」という比喩は、書きながらアドリブで思いついのだけど、自分としてはよくできていると思った。 私が「初音ミク」に言及するのは、オープンソースでそれが全部説明できて、先を見通せると言いたいのではない。言うまでもなく、ソフトと音楽は全く違うものだ。オープンソースというムーブメントの中で起こったたくさんのことの中で、「初音ミク」でも同じように起こるのは何で、違うのはどこで、どのような違いが発生するかについて分析し予測することは、当然、その分野をよく知っている人にしかできないだろう。 ただ、その為には、オープンソースの中で、どれだけとんでもないことが起きたのか、それを判断の材料として提供しなくてはならない。その「とんでもなさ加減」が、専門外の人はうまく理解されてない気がして、もどかしい思いをしている。「鳥
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