「Jaguar」と呼ばれるスーパーコンピュータ「Cray XT5」が、苦労の末にようやく、世界最速コンピュータの栄誉を手に入れた。 Jaguarは、半年ごとに発表されるスーパーコンピュータランキング「TOP500」で1年以上もの間2位に甘んじていたが、最新のランキングでIBM製「Roadrunner」から首位の座を奪ったという。最新のランキングは、今週オレゴン州ポートランドで開催のカンファレンスSC09で、米国時間11月17日に正式に発表される予定だ。 TOP500のLINPACKベンチマークで、Jaguarは1.75ペタFLOPS(1ペタFLOPSとは1秒間に1000兆回の浮動小数点演算を処理できること)の処理速度を記録して競争に打ち勝った。IBM製Roadrunnerは、1.04ペタFLOPSの処理速度で、2009年6月に達成した1.105ペタFLOPSに比べて若干低い結果となり、2位
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く