食料品価格の値上げが止まらない。2008年8月の消費者物価指数は、前年比2.4%という15年ぶりの上昇率を記録するなど、インフレ傾向が続いている。唯一の救いは原油価格が若干下がってきたことくらいだ。この2カ月ほどで、原価の先物価格が1バレル40ドルほど下がり、国内のガソリン価格もレギュラーガソリンも160円台へと下落している。秋の行楽シーズン、暖房機器の活躍する冬に向けてやや一安心といったところだ。 しかし、今後の先行きを楽観してはいられない、足下では米国発の金融危機と国内政治の停滞ぶりが足かせになり、景気のさらなる鈍化を招きかねないからだ。景気が悪くなれば、当然のごとく、毎月の給与に影響が出る。懐具合が寂しくなり、一層、厳しい生活を送らなければいけないことも十分考えられるのだ。 そこで今回と次回、2回にわたって“生活防衛の知恵”を探ってみたい。テーマとするのは「食品の底値品探し」だ。スー
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