ストーリー by hylom 2008年10月27日 1時58分 人間でも実用化できたらそれはそれで怖い、 部門より ミシガン大学の研究チームがマウスの記憶を選択的に消去する実験に成功した(AFPBB News、研究要旨、本家記事)。 研究チームは記憶に深く関わっているタンパク質CaMKII(カルモジュリン依存性プロテインキナーゼII)の働きに着目し、CaMKIIを大量生成するように遺伝子組み換えしたマウスでこのタンパク質を操作する化学的な手法を開発した。CaMKIIは「記憶分子」とも呼ばれ、人でもマウスでも脳細胞間の伝達、特に学習や記憶において重要な役割を果たしていると考えられている。 マウスの掌にショックを与えるなどの刺激を与えた後、その記憶を再生する際にCaMKIIを大量生成させると、記憶の再生がブロックされるだけでなく、記憶自体を消去できたとのこと。この手法では1時間前の記憶も1ヶ